
FPSで遅延が酷くて負ける!

勝てるかは分からないけどネット環境を見直してみたら?
オンラインゲームを快適にやりたいならネット環境の整備は必須です。
しかし、詳しい人でないと何をどうすれば良いか分からないですよね。
そこで、本記事ではネット環境の改善方法の基本についてお話しします。
まずは現在のネット環境の把握から
ネット環境を改善する前に、下記のサイトを利用して現在のネット環境を把握しておきましょう。

「測定開始」ボタンを押すと接続しているWifiの通信速度を測定してくれます。
測定項目は4つありますが、オンラインゲームで特に重要なのがPING値です。
- DOWNLOAD:「くだり」とも呼ぶ。インストールに関わる速度
- UPLOAD:「のぼり」とも呼ぶ。アップロードに関わる速度
- PING:1回のデータ送信にかかる時間。数値が小さいほど良い
- JITTER:PING値のブレ幅、数値が小さいほど良い
オンラインゲームであればPING値が「50ms以下」くらいなら問題ないと思います。
測定した値がそのままゲームで出るとは限りませんが、遅すぎる場合はそもそも契約している回線の限界が低い可能性もあるので、一度確認してみましょう。
有線接続で対策する
一番簡単で安定するのが有線接続です。
コードで繋ぐ手間や見た目の不恰好さはありますが、有線接続による安心感はそれを許せる価値があります。
自分が有線接続か無線接続か分からない人はゲーム機のWifi設定か、ゲーム機に挿さっているケーブル類を確認しましょう。
接続方法
絶対必要なのがLANケーブル、Wifiルーターとゲーム機に挿して使います。
長さが色々あるので必要な長さを測ってから購入すると良いでしょう。
サンワサプライ(Sanwa Supply)
サンワサプライ LANケーブル CAT6 フラットタイプ 1Gbps/250MHz ギガビット イーサネットケーブル RJ45コネクタ ツメ折れ防止 (3m) ホワイト LA-FL6-03W
LA-FL6-03W
また、LANケーブルには「カテゴリー」という規格があって、ケーブル自体にも限界の速度があるので、きちんと確認した上で購入するようにしておくと安心です。
▶︎サンワサプライLANケーブルのカテゴリ見分け方
Switchなどのコンシューマーゲーム機ならCAT6あれば問題ないと思いますが、ゲーミングPCとかであればそれ以上でも良いかも。
PC、プレステ、Switchのように挿したい機器の数が多い場合はLANケーブル用のハブを使えば解決します。
繋いだらインターネット設定で有線接続を選択して繋ぎましょう。
(画像はスイッチの場合)

無線で出来ること
有線接続はルーターとゲーム機を繋がなくてはいけないので、自宅のゲームをプレイする場所によってはどうしても無線を使わなくてはいけない場合もあると思います。
そこで、無線環境でなるべく安定させる対策についてもいくつか紹介します。
2Gと5Gの違いを知る
最近の回線は契約すると2Gと5Gの二種類Wi-Fi接続の種類がありますが、どちらも同じではなく下記のような特徴があります。
- 2G:物理に強く電波に弱い。電子レンジとも干渉して遅くなったりする
- 5G:物理に弱く電波に強い。ドアを閉めると遅くなったりする
速度的には数字が大きい5Gの方が速い傾向にあるのですが、物理的な障害に弱いため、場所によっては2Gの方が速かったりします。
どちらか一方しか使っていなかった人はゲーム機の近くで2つ速度を測ってPING値が良い方を使うと多少はマシになると思います。
中継機やメッシュWifiを使う
簡単に説明すると、中継機はルーターと機器の間に置くことで無線を安定化させる機器で、メッシュWIfiはたくさん中継機を置いて一番速いやつを自動で選んで繋いでくれる機器のこと。
そこそこお金がかかる方法かつ確実に速くなるという保証もありませんが、少しでも回線速度を安定させたいのであれば試す価値はありと思います。
まとめ
ネット環境は契約している回線や場所などに影響されやすいので、これやってれば大丈夫のような正解がありません。
なので、有線化やメッシュWifiなど出来る限りの対策をして改善してみてください。
- オンラインゲームのネット環境を安定させる方法
- まずは現在の回線速度(特にPING値)をチェックする
- 有線接続で安定させる
- 無線なら中間機やメッシュWi-Fiで出来るだけ安定化