
Numbersで月曜と金曜の日付を入力したいんですけど…

オートセルだと出来ないから一手間加えよう!
Numbersで「3日ごと」「1週間ごと」みたいな日付入力は自動化できますが「月曜と水曜」みたいに複数の曜日の日付入力は普通のやり方ではできません。
だからといってカレンダーを見ながら手で打ち込んでいくのも面倒ですよね。
本記事ではNumbersで複数の曜日を絞り込む方法について解説します。
Numbersで複数の曜日を絞り込む
まずはA列に絞り込みたい期間を1日単位で入力します。
今回は1月1日から12月31日までの1年分でやっておきます。
そうしたら、B列に下記の数式を入力してください。
IF(OR(WEEKDAY(A1) = 3,WEEKDAY(A1) = 5, WEEKDAY(A1) = 7), A1, "")
WEEKDAYは曜日を指定する関数で1が日曜、7が土曜です。
上記の数式は、曜日が「3、5、7」つまり「火、木、土曜」の時はそのままA1セルを表示、そうでない場合は空白にするという内容になっています。
数字と数は絞り込みたい曜日と曜日の数で自由に調整してください。
数式を入力したらオートセルで一番下まで自動入力して列全体に適用すれば、指定した曜日の日付だけが表示されます。
ぎゅっとして使いやすくする
上記の方法で曜日自体は絞り込めますが、空白セルが邪魔で使いにくいので、ぎゅっとして使いやすくしていきましょう。
まずはB列全体をコピーして、C1を選択して上部メニューの「編集」「数式の結果をペースト」でペーストしてください。
パッと見B列と同じですが、B列では数式だったものが空白セルと日付セルに変換されています。
そうしたらC列を選択して、右クリック「昇順に並べ替え」を選択すると空白セルが無くなり日付のみをぎゅっとすることができます。

何度でも使えるようにする
上記のやり方でも問題ありませんが、並べ替えは表全体で行われるので、日付がグチャグチャになり一度しか使えません。
それでも良いって方は読み飛ばしてもらって構いませんが、一応何度でも使えるようにする改良方法も記載しておきます。
改良といってもA列の日付を下記の数式に置き換えるだけです。
DATE(YEAR(TODAY()), 1, 1) + ROW()− 1
細かい関数の解説は省略するとして、要は今年の1月1日に列番号 – 1を足した日付を入力する関数になっています。
列番号を参照しているので、ヘッダー列を作って2列目から始める場合は最後の数字を-2に変更してください。
これでA・B列は並べ替えの影響を受けなくなるので、何度でも使えるようになります。
週2回の予定を組むために使った方法ですが、日付を自由に絞り込めるので、結構便利だと思います。
参考になれば嬉しいです。