デザイナーとして活動しようと思うんだけど、ポートフォリオって作成すべき?
いきなり仕事を探した方が良いのかな?
ポートフォリオは出来るなら作ったほうが良いよ!
作成のコツと効果、オススメアプリを紹介するから挑戦してみよう。
副業やフリーでデザイナーとして活動したい、もしくは就職活動で使いたい。
ポートフォリオというのは自身のスキルを示すのに一番分かりやすい方法です。
しかし、ポートフォリオといえどそれなりのものを作るのには時間がかかるため、そんなことするよりさっさと仕事なり就職活動なりした方が良いんじゃないのかと思う方も多いと思います。
そこで、今回はポートフォリオの作成の流れや効果を紹介します。
完成した僕のポートフォリオは以下のページから確認できます。
ポートフォリオ作成の流れ
僕はロゴ、アイコン、バナーデザインの3種類のポートフォリオを作成しました。
大まかな流れはこんな感じです。
- コンセプトを決定
- ラフの作成
- デザインデータの作成
- 内容を確認、評価
- 修正、色の微調整等をして完成
依頼主がいない(というか自分)ことを除けば実際の仕事の流れと同じです。
各ステップでのおすすめアプリを紹介しているので参考にしてください。
コンセプトを決定
書籍やネット、Pinterestなど参考にコンセプトを決定しましょう。
ロゴデザインであればサービス内容、対象年齢などを考えます。
この段階でデザインのイメージ(高級感、可愛い、元気など)をざっくり決めておくとバリエーションを出すことができます。
数は自由ですが少なすぎるとスキルが分かりにくいので、最低でも5〜10個は必要だと思います。
実際の仕事を想定して、同じコンセプトで2,3案出してバリエーションを出すのも良い方法です。
ラフの作成
コンセプトやイメージに沿ってラフを作成しましょう。
紙に書いても良いですが、コンセプトというアプリであればPNG形式で書き出せたりとデザインデータにするのに便利なのでおすすめです。
この段階で色付けもざっくり行っておくと完成イメージが掴みやすいです。
バナーデザインの場合、ラフに沿って写真素材を探しましょう。
無料素材であれば、Unsplashや写真ACなんかがオススメです。
デザインデータの作成
ラフに沿ってデザインデータを作成しましょう。
作成ソフトは以下の記事を参考に選び下さい。
この段階で完成させるつもりで作成しましょう。
色を付けるのに迷ったらColoorsというアプリがおすすめです。
内容を確認、評価
自身が依頼主になったつもりで完成データを評価しましょう。
作成データを一つ一つ確認、全部並べて確認の手順を踏むと評価しやすいです。
- デザインがコンセプトとズレていないか
- 配色はイメージと合っているか
- 似通ったデザインになってしまっていないか
などを重点的に見ておくと良いでしょう。
修正、色の微調整等をして完成
修正点、色の微調整等をして完成です。
頭がこんがらがって修正できないという場合は3〜7日ポートフォリオを見ない期間を設けると新鮮な気持ちで見れるのであえて休むというのも手です。
ココナラなどのクラウドソーシングサイトのプロフィールやブログに公開して仕事や就職活動の名刺代わりに使いましょう。
ポートフォリオの効果
前提として、僕はデザインについて学校で学んだことはなく、デザイナーとして働いていた訳でもありません。
そんな僕だからこそ、ポートフォリオはスキルを示すのに非常に役立っています。
クラウドソーシングサイトで仕事に応募するときもポートフォリオの提出を求められることがありますし、Illustratorできますと言うより成果物がある方が分かりやすいです。
デザイナーとして働いていた方でもコンプライアンス的に自身の成果物を公開できない場合もあると思うので、個人で活動する場合は必須だと言うのが僕の見解です。
初心者はデザイン思考とソフトのスキルが身に付く
デザイナー初心者に限り、デザインの思考とソフトの扱いが上達するメリットがあります。
まず、ポートフォリオ作成の前後と比較してデザインする時の思考スピードが格段に上がりました。
一つのデザインするのに余裕で5時間くらいかかっていたのが1時間もあれば3案くらい出せるようになりましたし、ブログのアイキャッチ画像の作成など3分かからないくらいで出来るようになりました。
また、僕はIllustratorやPhotoshopを触ったことがある程度だったのですが、ポートフォリオ作成で嫌でも触らなくてはいけなかったので、頭でやりたい事を実際にソフトで行える程度に上達しました。
ポートフォリオは自分一人で経験が積めるのでデザイン初心者の方には特にオススメです。
まとめ
やってもやらなくても良いのがポートフォリオのような気がしますが、今より確実に成長できるので僕はポートフォリオ推奨派です。
まだまだデザイナー初心者の僕ですが、一緒に頑張っていきましょう!
- デザインポートフォリオの作成の流れとオススメアプリの紹介
- 実際の仕事の流れに沿って作成するので経験値にもなる
- 特にデザイン初心者はデザイン思考やソフトの扱いが上達する
- お金がかかる訳でもないので、迷ったら挑戦してみよう!