ゲーム用のモニターってどんなやつを選べばいいの?
モニターサイズとリフレッシュレート、あとは入力端子を確認しておこう!
ゲーム用のモニターは値段が1万円前後の安いものから10万円を超えるものまで色々あるので、どれを選んだらいいのか分からないという方は多いと思います。
本記事では、プレイステーション5を想定したゲーミングモニターの選び方と実際に僕が使用しているゲーミングモニターについて紹介します。
ゲーミングモニターを選ぶときのポイント
まずはゲーミングモニターを選ぶときのポイントについてFPSや格ゲーのプレイを前提に解説していきます。
僕がオススメするモニターのスペックは下記になります。
- サイズ…24インチ
- リフレッシュレート…120Hz
- フリッカーフリー機能…あった方が良い
サイズは24インチ(大きくても27インチ)
モニターのサイズは目を動かさずに全体を把握できる24インチが良い、大きくても27インチぐらいが限度と一般的には言われています。
目を動かさずに全体を把握できると反応速度が早くなり、ApexLegendsなどのバトロワゲーなどで素早く敵に気づくことができるようになります。
また、僕が実際に24インチモニターを使用していて感じたのがデュアルディスプレイにしたときの収まりの良さです。
24インチは横方向が大体57cmくらいあるのでデュアルで114cm、
そしてデスクの横幅は120cmのものが多いので、横がピッタリ入ります。
(27インチの場合、7cmずつ大きくなるので合計128cmくらいになります。)
モニターをゲーム以外でも使用する場合はデュアルモニターは非常に便利なので、その点を考えても24インチがオススメです。
一方でモニターが大きいのメリットは「細かい部分まで見えること」と、「迫力のある映像を楽しめること」。
なので、FPSや格ゲーをしない、ゲーム内ムービーを最大限楽しみたい方は27インチかそれ以上のモニターを選ぶのもありだと思います。
リフレッシュレートは120Hz
モニターのスペックでよく聞く「リフレッシュレート」とは、画面を1秒間に切り替える(リフレッシュする)回数のことで、値が高いほどヌルヌルの映像になります。
似たような言葉で「フレームレート」がありますが、こちらは送信側、つまりゲーム機側の話で意味は一緒です。
ゲーム機とモニターの2つが合わさって速度が出るので、どちらかが低い場合は低い方が採用されます。
例えば、
ゲーム機:144Hz
モニター:75Hz の場合
低い方が採用されるので、結果は75Hzになります。
ちなみに、現段階でメジャーなゲーム機の最大フレームレートを下記に記載しておきます。
ゲーム機 | フレームレート[fps] |
---|---|
switch | 60 |
Xbox | 120 |
PS4 | 60 |
PS5 | 120 |
PC | 240 |
ザックリ分類すると、Switch(任天堂)は60fps、XboxやPS、PCの基本は120fps、高級なゲーミングPCが240fpsといった感じでしょうか。
モニターは一度購入したら長期間使うものなので、これからモニターを購入する方は120Hzのものを選んでおいた方が良いと思います。
240Hzは流石にオーバースペックな気がするので、その辺りは財布と相談する感じですね。
フリッカーフリー機能付きかは要チェック
フリッカーフリーとは光のちらつきによる目の疲れを軽減してくれる機能です。
ゲームは気づいたら何時間も熱中してしまい、気づけば目が痛すぎる、なんてことはゲーマーなら誰しも経験したことがあると思います。
しかし、フリッカーフリー機能つきのモニターであれば、そんな目の疲れも多少マシにしてくれます。
流石に全く目が疲れなくなる訳ではありませんが、テレビと比べると段違いだと思うので、できれば欲しい機能です。
ゲーミングモニターであれば基本的に搭載されている機能ですが、購入前には一応確認しておきましょう。
入力端子は規格と数を確認
スペックが完璧なモニターでもゲーム機とつながらなければ意味がありません。
入力端子は自身が必要な規格と数があるかどうか確認しておきましょう。
入力端子の規格とかよく分からないという方は、ゲーム機なら「HDMI端子」がついていればおそらく大丈夫です。
もし不足していても切替機などで変換や増設することは可能なので、一応チェックしておくくらいで問題ないでしょう。
BenQ ゲーミングモニター XL 2411Pの紹介
ゲーミングモニターの選び方について解説したところで、僕が実際に使用しているモニター「BenQ XL2411」を紹介します。
大手メーカーのBenQが販売しているゲーミングモニターで、サイズはもちろん24インチ、スペックも申し分ない数値になっています。
▶︎追記 XL2411Pは現在生産終了しているので、性能が近い同モデルのリンクを記載しておきます。
高級感あふれる黒い箱を開けると、発泡スチロールにピッタリと収まっていました。
これだけピッタリ収まっていたら、並の衝撃ではビクともしなさそうなので、通販で頼んでも安心な設計。
この発泡スチロールがデカすぎて、捨てるのが大変だったのは別のお話。
続いて付属品の確認をしていきましょう。
- モニター本体
- モニター台座
- 電源ケーブル
- DisplayPortケーブル
- 取説
- DVD
謎のDVDが付属していましたが、組み立て方の解説動画かな?
付属するケーブルは、DisplayPortケーブルのみなので、必要であれば追加で購入しておきましょう。
モニターの組み立て
次はモニターを組み立てていきます。
組み立てといっても首部分は取り付けてある状態なので、モニター本体と台座をつけるだけ。
ネジも手で回せるようになっているので、ドライバーすらいりませんでした。
あっという間に組み立て完了。
画面と台座に丸みはなく、カクカクとしていて好みのフォルム。
また、全体的にツヤが抑えられており高級感がある見た目をしています。
モニターのボタンなど操作の確認
モニターの操作はディスプレイの右下に電源ボタンと操作ボタンが5つ付いており、輝度や彩度の調整ができます。
本体背面には、コードをひっかけるためのフックと、高さ調節のレバーがついていました。
可動域は横方向は45度、縦方向は30度くらい動きます。
モニターのスペック
僕が前に使っていたASUS製のモニターと比較しつつスペックを見ていきましょう。
モデル | BenQモニター | ASUSモニター |
---|---|---|
サイズ | 24インチ | 24インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
応答速度 | 1ms | 1ms |
リフレッシュレート | 144Hz (HDMIは120Hz) | 75Hz |
入力端子 | HDMI×1 DVI-DL DisplayPort ヘッドフォンジャック | HDMI×1 DVI D−sub ヘッドフォンジャック |
その他機能 | フリッカーフリー ブルーライト軽減 Black eQualizer | フリッカーフリー スピーカー内蔵 |
価格 (Amazon調べ) | ¥23990 | ¥15700 |
リフレッシュレートがPS5の120Hzに対応してブルーライト軽減やBlack eQualizerという機能が追加されました。
DisplayPortの場合は144Hzまで出るので、PCゲームもできるという余力も残しています。
ブルーライト軽減はその名の通りモニターから照射されるブルーライトを軽減してくれる機能のようで、10段階で設定できます。
強くすると色味が落ちるので、気になる方は無くすこともできます。
Black eQualizerはFPSなどで暗いところでの戦闘時でも敵が見やすくなる機能らしく、20段階で設定できます。
僕はApexLegendsやOverWatchと明るめのFPSしかしたことないので、効果の程は正直分かりませんがMAX値の20にしており、敵に気がつかないことはないので効いているのかもしれません。
スピーカーは内蔵されていませんが、そもそもゲームはヘッドセットで基本しますし、使わない時も外付けのスピーカーを使用していたので僕は問題ありませんでした。
モニターの使用感
モニターを実際に使ってみて良かった点は、輝度や彩度を細かく調整して3つ保存できることです。
僕はFPS時は輝度やコントラストを上げて敵に気付きやすいように設定しているのですが、他のゲームやパソコンの画面として使用している時は眩しすぎるので落ち着いた輝度と彩度の設定で使用しています。
設定が保存できないと他のゲームをするたびに設定を変えるか我慢して同じ設定でプレイするかになってしまうので、この機能は最高だと思います。
その他の基本性能は文句なしで快適なゲームライフを楽しんでいます。
まとめ
ゲーミングモニターを選ぶ際のポイントと僕が使用しているゲーミングモニターを紹介しました。
そこそこの値段はしましたが、今まで使っていたモニターと比較すると使い勝手がかなり良くなったと感じるので、モニターには2〜3万は投資する価値はあると思います。
ゲーム用のモニター選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
- ゲーミングモニターは24インチ120Hzがオススメ
- 入力端子の確認も忘れずに!
- BenQゲーミングモニターXL2411Pの紹介
- 輝度や彩度の設定の保存ができて大満足のモニターでした