ぜひ参考にしてみてね!
今回は、僕がデザイナー初心者の頃に作成したポートフォリオ(電子書籍表紙)を添削してレベルアップさせていきます。
デザイン上のポイントなども解説しているので、デザインを勉強中の方などぜひ参考にしてください。
【この記事を書いた人】
朝活をテーマにした書籍表紙の旧デザイン
朝活をテーマにして作成した表紙デザインです。
結構良さそうなデザインですが、シンプルすぎて寂しい感じがしますね。
- タイトル部分がシンプルすぎる
- 画像が強すぎて文字が見にくい
- 文字が多すぎてゴチャゴチャしてる
まず、一番の問題点は一番目立つタイトルが白背景にベタ打ちの黒文字なことです。
せっかく下半分で空の画像を活用してデザインしているのに、タイトル部分がシンプルなので全体の印象が落ち着いてしまっています。
また、下半分も画像の印象が強すぎて文字の内容が伝わってきませんし、文字が全体を考えて配置していないためゴチャゴチャして見えてしまいます。
タイトル部分がシンプルすぎる
まずはシンプルすぎるタイトル部分を変えてみましょう
背景を白から青の明度グラデーション(白から黒)にして夜明けを表現してみました。
また、タイトルは黒のゴシックから白の明朝体に変更することで印象的にしました。
デザインとは関係ありませんが、タイトルが「朝にすること大事なこと」で朝活って分かりにくいかな?
ということでChat GPTに著者と合わせて考えてもらいました。「目覚めの力」(=朝活?)で良くなった気がします。
AIってすごい。
画像が強すぎて文字が見にくい
下半分の空の画像がどうしても強すぎて全体にまとまりが出ないのでデザインを馴染ませていきましょう。
画像を下半分から目の形にして中央へ移動、
「宇宙」「空」「太陽」と画像にストーリー性を持たせました。
タイトルも目の形に沿わせることで画像がかなり全体のデザインに馴染んだと思います。
最初のデザインと比べてみると文字の内容がスムーズに入ってくるようになっていませんか?
文字が多すぎてゴチャゴチャしてる
最後に、下側の文字が多すぎてゴチャゴチャしているので大胆に削ってしまいましょう。
色々と書いてありますが、結局言いたいことは「朝活で人生を変える」ということ。
本のキャッチコピーを残せば十分伝わりますよね。
文字が少なくなったことで単調になってしまいがちなので、
「下線を引く」「文字の大きさを変える」「太陽風のあしらいを追加」
することで変化をつけました。
紙の書籍であれば表紙の情報量を増やす効果はあると思いますが、電子書籍は商品ページとセットで見るもので内容についてはそっちで説明すればいいので、表紙に色々と書く必要はないと思います。
まとめ
自分がデザイン初心者の頃に作った素人デザインをレベルアップさせてみました。
電子書籍は今や無料で自分だけで出版できる時代になったこともあり、自分で表紙を作っている方も多いと思います。
添削する相手が自分自身ということでダメ出しも遠慮なくしましたので、参考になれば幸いです。
- 電子書籍表紙のデザイン添削
- タイトルは全体の印象を決める重要なポイント
- 画像は全体に馴染ませるようにデザインすると見やすくなる
- 文字は少なめに重要なことを大きく配置