自分が素人の頃のデザインを添削してレベルアップさせる【ロゴ その4】

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ユウ
ユウ

ぜひ参考にしてみてね!

今回は、僕がデザイナー初心者の頃に作成したポートフォリオロゴデザインを添削してレベルアップさせていきます。

デザイン上のポイントなども解説しているので、デザインを勉強中の方などぜひ参考にしてください。

【この記事を書いた人】

ド素人の状態から独学でデザインを学び、フリーランスとして独立。
現在はWeb・グラフィックデザイナーとして主にクラウドソーシング上で活動しています。

美術館ロゴデザイン

自然をテーマにした美術館ロゴデザイン

自然をテーマにした美術館を想定したロゴデザインです。

マークと合わせて文字のデザインにも「葉」モチーフを使用している工夫は良いですが、肝心のマークがシンプルすぎてロゴとしては物足りないデザインになってしまっています。

マーク単体だとバランスも悪いので、単体でも使えるような形で修正していきましょう。

  • 文字ありきのデザインになっておりロゴマークだけでは使えない
  • ロゴマークがシンプルすぎて物足りない

ロゴマークらしさを出す

文字をのぞいた「枝と葉」部分をロゴマークらしくしていきましょう。

ロゴマークらしさを出す

「木」から切り株を連想して丸で囲んで、サービス名を頭文字の「EM」に置き換えてみました。

フォントも枝で出来ているようなデザインのものを選び全体的な統一感を出しています。

全体をあえて崩してシンプルさを消す

マークっぽさは出ましたが、どうしてもシンプルな感じが拭えないので、全体をあえて崩してみましょう。

全体をあえて崩してシンプルさを消す

本物の切り株の写真をベクター化して枠として使用しました。

外形が自然の形になった分、中身がそのままだとバランスが悪く見えてしまうので、シンメトリーにして規則的なデザインに修正しました。

文字はそのまま使用するとして、今回のビフォーアフターがこちら

マークとして独立して分かりやすくなったのはもちろん、コンセプトの「自然さ」が際立つロゴになったと思います。

まとめ

自分が過去に作ったロゴデザインを添削しました、参考になれば嬉しいです。

木をモチーフにしているから「自然」だという素人の頃の安直さが感じられるデザインでしたね。

せめて枝部分は手書きで書いたらマシだったのに…

  • ロゴはマークと文字それぞれで魅力的にしつつ統一感を出す
  • 物足りないときはあえて崩してみるのも手
  • 実際の写真からデザインにすれば自然な形を再現できる