ぜひ参考にしてみてね!
今回は、僕がデザイナー初心者の頃に作成したポートフォリオ(電子書籍表紙)を添削してレベルアップさせていきます。
デザイン上のポイントなども解説しているので、デザインを勉強中の方などぜひ参考にしてください。
【この記事を書いた人】
小児科のロゴ
小児科を想定したロゴデザインです。
「Clinic」のCを子供の顔に見立ててシンボライズ、また「ini」のnを逆さにしてスマイルマークにしています。
優しい印象でフォントもきちんと柔らかいものを選んでいますが、下記のような点を改善していくと良いでしょう。
- 前回と同じでマーク単体で使えない(文字とマークが一体)
- 子供の顔マークがシンプルすぎる
- 色が深すぎてカッチリしてしまっている
マーク単体で使えない・色が優しくない
前回の図書館のロゴと同じでロゴマークとロゴタイプがまとまったデザインなのでマーク単体で使うことができません。
そして、配色が深い緑で子供っぽくないので優しいカラーで配色も見直しつつマークを考えていきます。
ベースは同じ「子供の顔」のマークにしてにっこりマークから子供が口を開けた姿をイメージしました。
ベロ部分をハートマークに見えるように調整して「優しさ」を表現しました。
また、配色は深い緑から優しい黄緑に変更、他の白やピンクも黄緑とトーンを合わせました。
そこまで凝ったマークではないですが、イメージや意味を込めればシンプルでも色々できることがあります。
小児科=子供で終わってしまうのではなく、
「小児科だから口を開ける」「子供が安心するようなマーク」といったようにイメージを膨らませてみるとマークは作りやすくなるでしょう。
ロゴタイプをデザインする
マークが完成したので次はロゴタイプ、文字部分をデザインしていきます。
とは言っても元のデザインがほぼ文字のデザインになっているので、そちらを調整するだけで済みそうです。
元のデザインでは「C」の部分をマークとして使用していましたが、マークを別で作成したので本来の大きさに調整、あとは配色をマークと同じように黄緑ベースで変えました。
スマイルマークが横に並んだことで分かりやすくなりましたね。
ロゴマークとロゴタイプを組み合わせる
最後にそれぞれを組み合わせて完成です。
元のシンプルすぎるデザインと比較するとだいぶ柔らかい印象になり、こどもらしくなりましたね。
まとめ
自分が初心者の頃のロゴデザインを添削してみました。
今回はデザイン自体にはそこまで手を加えていないので、「配色の大事さ」がよくわかる内容だったと思います。
ぜひ参考になれば幸いです。
- 小児科ロゴデザインの添削
- ロゴマークとロゴタイプは基本的には別で考えたほうが良い
- マークはサービスからイメージを膨らませて考える
- 配色を見直すだけでも印象は大きく変わる