ぜひ参考にしてみてね!
今回は、僕がデザイナー初心者の頃に作成したポートフォリオ(電子書籍表紙)を添削してレベルアップさせていきます。
デザイン上のポイントなども解説しているので、デザインを勉強中の方などぜひ参考にしてください。
【この記事を書いた人】
図書館のロゴマーク
図書館というと、色々な種類の本を取り扱うイメージですが、小説だけを置いてある図書館があったら面白いんじゃないかと思い制作したロゴマークです。
僕的に結構好きなデザインなのですが、ロゴマークとしては少しインパクトに欠けるような気がします。
- これといった特徴がない
- マークにまとまりがない
- 文字が絶対必要なので使いづらい
一番気になる点がシンプルすぎてこれといった特徴がないこと、ロゴマークは印象に残ることが大事なのでシンプルなデザインでもワンポイントは変化が欲しいです。
また「栞」「本」「文字」と3つで一つのマークになっているわけですが、それぞれが独立してしまっているので全体としてまとまりが出ていません。
ロゴはマークだけで使用することも多いので、ロゴに文字が絶対に必要というのも使いづらいでしょう。
というわけで、上記の点を踏まえて改良していきましょう!
これといった特徴がない
まずはロゴの特徴となる部分を作っていきます。
デザインが引っ張られてしまうので、一度既存デザインは白紙に戻して、「本」「栞」「シンプル」といったキーワードのみ残して考えてみます。
ロゴを見た時に「あのサービスだ!」と連想できることを意識する。
サービス名やサービスの特徴などを取り入れるのが基本
無難にサービス名「novel」の頭文字「N」を使用しました。
ただの「N」だと何のマークか分からないので、真ん中の斜め部分を「栞」のようにあしらいました。
線を太くしたことで「3冊の本」のようにも見えて、図書館のロゴマークにピッタリな感じがしますね。
マークにまとまりがない
「N」だけだと少しインパクトに欠けるので、「本」を追加して印象的にしていきます。
まとまりを出すために「本」をマークの枠として使用したいのですが、既存デザインのようなアイコン風の本だとマーク自体がアイコンのように見えてしまうので変化をつけます。
少し角度を変えて、本を立てて開いた状態が花のように見えて面白いので採用します。
文字が絶対必要なので使いづらい
ロゴマークの特徴と枠が出来たので、文字無しでもマークとして成り立つことを意識することに注意して組み合わせていきます。
本の一番前部分に特徴となる「N」を追加しました。
開いたページに合わせて角度などを調整して馴染ませています。
文字はキャッチコピーとサービス名の大きさを均一くらいにして、マークに合わせて少しウェイトを太くしてマークの下に配置しました。
既存のロゴマークと比べてマークらしくハッキリと目立つようになったと思います。
まとめ
自分がデザイン初心者の頃に作った素人デザインをレベルアップさせてみました。
ロゴマークはプロに依頼する方も多いかもしれませんが、個人のWebサイトなどであれば自身で作る方も多いと思います。
添削する相手が自分自身ということでダメ出しも遠慮なくしましたので、参考になれば幸いです。
- ロゴマークのデザイン添削
- 頭文字などサービスの特徴を入れる
- パーツが多くても全体のまとまりが出るように意識する
- マークだけでも利用できると使いやすいロゴになる