
ぜひ参考にしてみてね!
今回は、僕がデザイナー初心者の頃に作成したポートフォリオ(電子書籍表紙)を添削してレベルアップさせていきます。
デザイン上のポイントなども解説しているので、デザインを勉強中の方などぜひ参考にしてください。
【この記事を書いた人】
レシピ本のカバーデザイン

「簡単にできるお昼ご飯」というコンセプトのレシピ本を想定した表紙デザインです。
画像背景にタイトルやキャッチコピーなどの文字を配置したシンプルな構成ですが、落ち着いたデザインにするために細身のフォントで文字色も白なので、かなり読みにくいですね。
また、写真はそのまま使用、文字もタイトルの縁取りくらいしか工夫がないのが気になります。
文字を目立たせる工夫は色々とあるので、何かしらの対策はするべきですね。
- 写真をそのまま使いすぎ
- 文字が読みにくいので、目立たせる
写真より文字を目立たせる
まずは背景の写真をどうにかしていきましょう。
元の写真を使うと、どうしても文字よりも写真に目がいってしまうので、余白のある写真に変更します。

良い感じの「卵かけご飯」の写真が見つからなかったので、AIで生成したものに差し替えて、文字は元のデザインを参考にオレンジの縁取りであしらっています。
また、表紙の情報量が少ないと感じたので、下部にキャッチコピーを追加しました。
AI生成画像なので、卵かけご飯が変な感じですが、細かいところは気にしないでおきましょう。
昨今のAI生成画像はかなりクオリティが高いので、デザインに使用しても問題ないレベルだと思います。
デザインに使いたい画像のイメージはあるけど、その画像が見つからない時は生成した方が早いので、使ったことがない方は軽く触っておくと後々便利でしょう。
文字をもっと目立たせる
まだ少し写真が強い気がするので、文字を目立たせるための工夫を追加して仕上げていきましょう。

写真上部の壁部分が被写体のご飯の白と被っている気がしたので、そこだけ黄色の布に変えました。
合わせてキャッチコピーの縁も白から黄色に配色を変更しています。
ということで、今回のビフォーアフターがこちら

こうして見比べると、元のデザインの文字が読みにくいというのが伝わってきますね。
落ち着いたデザインの印象を変えずに上手く修正できたのではないでしょうか。
まとめ
自分が過去に作ったKindle書籍の表紙デザインを添削しました、参考になれば嬉しいです。
確か、このデザインは写真がすごく気に入ったので使いたくて出来たものだったと思いますが、
やはりデザインのために必要な写真を使った方が良いですね。
- 写真背景に文字を置く時は読みやすさを意識する
- デザインに必要な写真のイメージを考えて近いものを探す
- なければAIで生成する方法もあり