ぜひ参考にしてみてね!
今回は、僕がデザイナー初心者の頃に作成したポートフォリオ(バナー広告)を添削してレベルアップさせていきます。
デザイン上のポイントなども解説しているので、デザインを勉強中の方などぜひ参考にしてください。
【この記事を書いた人】
インテリアのバナー広告の旧デザイン
インテリアに関するバナー広告ポートフォリオです。
オシャレなインテリアの写真を前面に押し出して、文字のあしらいも固まりごとに変えていますが、下記のような問題点があるでしょう。
- 文字のデザインの変化が弱い
- レイアウトに意図が感じられない
- 写真の選択や使い方が悪い
色々とデザインしていますが、よく見ないと分からずパッと見ただけだと平坦な印象を受けます。
文字が写真に引っ張られすぎているような気もするので、写真から見直していきましょう。
文字のデザインの変化が弱い
キャッチコピーを縦書きにしたり、文字色を変えたりはしていますが、共通して細身で丸みがかったフォントを使用しているので変化が弱すぎて全体が単調な印象になっています。
デザインで変化をつけるなら大胆にした方が良くなりやすいです!
フォントや背景の色を変えてみましょう。
写真の黒枠もデザインを引き締める効果はありますが、今回のデザインだと開放感があった方が良いと思ったので無くしました。
どうでしょうか?
これだけでもメリハリがついて、それぞれの文字が読みやすくなったのではないでしょうか。
レイアウトに意図が感じられない
余白を取ったり縦書きと横書きで変えているので読みにくさはありませんが、それだけでレイアウトに意図が感じられません。
また、全体に文字がまんべんなく配置されているので窮屈さを感じてしまいます。
バナー広告に限らず、文字は視線誘導を意識して配置しつつ、空けるところはしっかりと空けると、いわゆる抜け感のあるデザインになります。
文字の内容は変えずにレイアウトだけ変更して見ましょう。
左上から始まり下方向へと読む流れを意識してレイアウトしました。
中央に余白を設けたので、文字数は変わっていないのにスッキリと読みやすくなったと思います。
写真の選択や使い方が悪い
バナーに使用している写真がリノベーションというより棚やソファといった家具の印象の方が強く、ちぐはぐな印象です。
パッと見で印象が伝わる必要があるバナーは内容に合わせて適切な写真を選び、写真と文字が調和するようなデザインを目指しましょう。
写真を「リノベーション」を感じるものに変更してみましょう。
写真を変えたことで「木質リノベーション」に違和感ができてしまったので色とあしらいを変えて写真に馴染ませました。
最初のゴチャゴチャして見にくいバナーから、シンプルかつスッキリとして見やすいデザインになったのではないでしょうか。
まとめ
自分がデザイン初心者の頃に作った素人デザインをレベルアップさせてみました。
添削する相手が自分自身ということでダメ出しも遠慮なくしましたので、参考になれば幸いです。
昔作った未熟なデザインはまだまだあるのでこれからどんどん添削していきたいと思います。
- インテリアのバナー広告のデザイン添削
- デザインの変化は大胆に
- 文字のレイアウトは意図を持たせる
- 写真の選定は慎重に、特にバナーは写真の重要性が高い