今回は形を変えるものが多めだよ!
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前回に引き続きイラレの効果について解説していきます。
今回は影や光のように立体感を出すというより、オブジェクトの形や印象を変えるものを紹介します。
前回同様、扱うコツや設定と合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ワープ
ワープはその名の通り、オブジェクトを曲げたり歪ませたりできる効果です。
効果内に「スタイル」という変化の形が用意されているので、イメージしている形に合わせて選びましょう。
ワープは図形はもちろん、文字の形も変えることができます。
文字はアウトライン化しなくても良いので、デザインを検討するときでも便利です。
スタイルは「円弧」「アーチ」「旗」辺りがおすすめ、「上弦」「下弦」もシンプルな変形で使いやすいです。
使い道はさておき「魚眼レンズ」のようなスタイルもあるので、発想力次第で色んなことが出来そう。
方向は基本的に「水平方向」で「カーブ」は±20%〜40%辺りで調整するのがオススメ。
「変形」は左右のバランスが崩れてしまうので、理由がない限りは0%にしておきましょう。
ジグザグ
ジグザグは波の大きさと数、形を自由に設定できる効果で、波線を簡単に作ることができる効果です。
「大きさ」は線のサイズに左右されにくい「パーセント」で3〜5%で自然な波になります。
折り返しは端を除いた波の頂点の数のこと、線の長さに合わせて自由に設定してください。
「ポイント」は波線の方が使いやすいので基本「滑らかに」を選ぶと良いでしょう。
シンプルな効果ですが、波線はあしらいとしても使いやすいので覚えておくと便利です。
ランダム・ひねり
ランダムは形をあえて崩して自然な感じを演出できる効果です。
図形オブジェクトはそのまま使うと均一でキレイですが機械的な印象なので、それが嫌だなーという時に使えます。
「変形:パーセント」で元の形が分かるくらいの5~10%で調整すると良いでしょう。
水平と垂直で変形量を変えた方が自然な感じが出しやすいですが、歪んでしまうのでそこら辺は好みで調整してください。
下のチェックボックス3つはとりあえず全部「on」にした方が良い感じになります。
流石に本当の手書きには勝てませんが、少し崩すくらいならこちらのほうが早いです。
味のあるデザインを作りたい人はぜひ試してみてください。
ラフ
ラフも自然な感じを出せる、ランダムに似た効果です。
「詳細:0~5」で「サイズ」を調整すれば、ランダムとは少し違った感じで自然な感じで崩せます。
また、ラフは紙風の表現を作ることができます。
「ポイント:ギザギザ」にして「サイズ:入力値」で1〜2px、「詳細:50」くらい多めにしてください。
こうすることでオブジェクトの周りに小さなギザギザができて紙のような質感を表現することができます。
簡単に出来るので、和風のデザインを作りたいときなんかでは特に活躍してくれる効果です。
まとめ
前回から2回にわたってイラレの効果について解説しました。
今回紹介したものを覚えておけば大抵のデザインは作れるようになると思うので、この動画を参考に、練習してみてくださいね!