Illustratorデザインデータ作成時の設定のポイントを丁寧に解説

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ユウ
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デザインに適した設定で作ること!

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Illustratorではチラシやサムネイルなど幅広いデザインを作成できますが、それぞれのデザインに合った設定でデータを作成する必要があります。

そこで、今回はIllustratorのデータ作成に関する基本的な設定について解説します。

作成サイズ

作成サイズ

作成サイズは間違えて作業を進めると後で修正するのが大変なので、最初にしっかりと確認しておきましょう。

印刷物のデザインであれば単位はミリメートルでA4やA3など用紙サイズで設定するのが基本です。

Illustratorであればアートボードのプリセットとして用意されているので数値は覚えなくても大丈夫です。

一方Webのデザインであれば単位はピクセルで作成します。

YouTubeのサムネイルなら1280px × 720pxなど利用する場所で最適なサイズがあるので、作成前に適切なサイズ設定を調べておきましょう。

Webのデザインは縦横比が合っていれば良いため、綺麗に表示されるために大きめの画像を使用することがありますが、書き出し時に3倍サイズに出来ますし、デザインデータサイズが大きくなってしまうので作成サイズは等倍が良いでしょう。

解像度

解像度

解像度はデータの細かさに関する設定で、印刷なら300ppi、Webなら72ppiに設定します。

イラレのデータはベクター形式なのでデザイン自体の解像度の設定はありません。

しかし、影などのエフェクトの解像度「ラスタライズ効果」の設定があるのでしっかりと覚えておきましょう。

ちなみに、イラレと同じAdobeの有名ソフトPhotoshopではデザイン自体の解像度の設定があります。

解像度を間違えると印刷時にぼやけたり、データサイズが無駄に大きくなってしまうので注意しましょう。

その他の設定

その他の設定

データサイズと解像度(ラスタライズ効果)以外の項目についても簡単に説明しておきます。

まず裁ち落としですが、印刷時にデザインが端まで印刷されるように設定する項目で3mm〜5mmで設定しておきましょう。
Web上のデザインでは関係ないので0mmで問題ありません。

次にカラーモード印刷はCMYK、WebはRGBを使用します。
色の再現度に関係するので間違えないよう注意しましょう。

プレビューモードは作成データとは関係なく作業時の表示方法の設定です。
色々ありますが最終的に書き出して確認する方が正確なのでデフォルトで問題ありません。

まとめ

今回はIllustratorのデータ作成時の設定について解説しました。

いくら素晴らしいデザインでも、間違ったサイズや解像度で作ってしまうと正確に書き出せずに台無しになってしまいます。

そんなことにならないためにも、デザインに適した設定が分かるようになっておきましょう!