これだけ覚えておけば安心!
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デザインソフトは図形やテキストなどの複数のツールを使って行うのが一般的です。
Illustratorも画面左にあるツールバーから色々なツールを切り替えてデザインしていくわけですが、実際の作業はツールバーからでなくショートカットキーを使用していく方が格段に早いです。
ということで、今回はイラレのショートカットキーについて紹介していきます。
「覚えておくべきショートカットキー」「僕のカスタムキー」の2種類を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
選択(ダイレクト選択)
絶対に必要な超基本キーの「選択:V」「ダイレクト選択:A」
選択ツールはテキストや図形などのオブジェクトを選択・移動でき、ダイレクト選択ツールは線や図形の角など細かい部分を選択・移動できます。
どちらも通常は自由に移動できますが、Shiftキーを押しながらドラッグすることで垂直、並行に移動することができます。
二つとも頻繁に使用するツールなので使っていれば自然と覚えてしまうと思います。
基本のオブジェクト
何かを追加するのに必要な基本オブジェクトツールの「テキスト:T」「長方形:M」「楕円形:L」「直線:¥」「ブラシ:B」
テキストツールは文字を入力するテキストボックスを配置できます。
文字を入力しなくてもテキストボックスは配置されるので無駄なオブジェクトを配置してしまわないように注意が必要です。
長方形・楕円形ツールは四角形・円形オブジェクトを配置できます。
Shiftを押しながら配置することで正方形・正円形になります。
直線ツールは直線オブジェクトを配置できます。
Shiftを押しながら配置することで水平・垂直線になります。
ブラシツールは自由曲線を描くことができます。
マウスだと少し使いにくいのでペンタブやタブレットを使うのがオススメです。
色に関するツール
色に関するショートカット「線と塗りの切り替え:X」「色のリセット:D」「スポイトツール」
線と塗りの切り替えは色を変える対象(線・塗り)を入れ替えることができます。
Shiftと押すと選択中のオブジェクトの線と塗りを入れ替えることができます。
色のリセットは選択中のオブジェクトの塗りを白(#ffffff)、線を黒(#000000)にリセットしてくれます。
スポイトツールはオブジェクトの色をコピーすることができます。
通常は塗りと線がそのままコピーされますが、Shiftと押すと色の抽出のみしてくれます。
グループ化
複数のオブジェクトを管理するのに役立つ「グループ:command(control)+G」「前面・背面:command(control)+[]」
グループ機能は複数のオブジェクトを一つのオブジェクトとして扱えるようになります。
通常はグループ化、Shiftと押すことで解除できます。
前面・背面機能はオブジェクトの前後の順番を変えることができます。
通常は一つ前面・背面へ移動、Shiftと押すことで最前面・最背面に移動できます。
ロックと隠す
ゴチャゴチャしたデザインの時に活躍するのが「ロック:command(control)+2」「隠す:command(control)+3」
ロック機能はオブジェクトがロックされ選択や編集ができなくなります。
隠す機能はオブジェクトがロック機能と同様に選択や編集ができなくなり、さらに見えなくなります。
どちらもalt(option)と同時に押すことで解除できます。
選択できない都合上、単体ではなくロックや隠したオブジェクトが全て解除されてしまうので注意しましょう。
コトダマのカスタムキー
僕が実際にカスタムしているショートカットキーです。
複数のオブジェクトを左や上に整列してくれる「整列」は初期設定ではショートカットキーが無いので「Shift+QWEASD」(左・水平中央・右・下・垂直中央・上)に割り当てています。
「Q W E A S D」はキーボードの左上の六つのキーで単純に覚えやすく押しやすいというのが理由です。
そして、「線幅ツール:Shift+W」は整列を割り当てて使えなくなってしまったので「Shift+¥」に割り当てました。
「¥」が直線ツールなのでむしろ覚えやすくなると思います。
まとめ
ショートカットキーはデザインのスピードを高めるのに非常に役立つ存在です。
最初はメモを見ながらでも良いので、積極的に使って覚えてみてください。
下記に今回紹介したツールの一覧表の画像を配置しておくので、保存するなり印刷するなり自由に使ってください。