仕事とブログを同じサイトで運営してるんだけど、これって良くないかな?
良くないってほどではないけど、どちらかというとサイトの目的は絞った方がいいと思うよ!
Webサイトには様々な役割がありますが中では複数の役割を持っているサイト、いわゆる兼用で運営しているサイトもあるかと思います。
僕自身も、今まで当サイトを「ブログサイト」「ビジネスサイト」の兼用で使っていたのですが、この度それぞれを別サイトとして作り直しました。
ということで、今回は僕自身の経験を踏まえて、兼用サイトよりも専用サイトをオススメする理由についてお話しします。
サイトの運営方針で迷っている方はぜひ参考にしてください。
専用から兼用サイトにすることによるデメリット
そもそも、Webサイトはある目的(仕事の問い合わせ、アフェリエイトによる収益など)に沿って作成、運営していくものなのですが、目的が複数になってしまうと作成・運営方針がブレてしまいます。
作成・運営方針がブレてしまうと
- デザインが無難
- ページ構成が複雑
- 変更などの検討に時間がかかる
といったユーザーも管理者も使いにくいサイトになりやすいです。
僕の場合、基本はブログサイトとして運営しつつデザイナーのポートフォリオや実績を配置、問い合わせも仕事の依頼フォームと兼用にしていたので、変更もしづらくかなり使いにくいサイトになってしまっていたと思います。
複数サイトを持つ手間は意外と少ない
兼用サイトではなく、専用サイトにするということは目的ごとに複数のサイトを持つことになるわけですが、そうなると「一つでも大変なのに何個も管理できない」という方もいるでしょう。
確かにサイトが増える分、サイト作成やWordPressの場合テーマやプラグインのアップデートといった作業は必要になってきます。
しかし、サイト作成は最初だけで目的が明確になるので兼用サイトよりも簡単に作成できます。
デザイン変更も同様に兼用サイトよりも楽に考えれるでしょう。
テーマやプラグインのアップデートは5分もかからない作業なので兼用サイトにするほどのデメリットではありません。
その他にも「記事やお知らせの更新」や「問い合わせの対応」などがありますが、こちらは専用、兼用関係なく発生する作業なので作業量は変わりません。
なので実際は最初の作成コストだけで後は変わらない(むしろ楽)と思っていいでしょう。
サブドメインにすればサーバー代は一つでOK
お恥ずかしい話なのですが、
僕がサイトを兼用にしていた理由は「サイトが増えるとサーバーやドメインの代金がかかるよなぁ」と思っていたからです。
サイト作成プラットフォームやレンタルサーバーによっては出来ない場合もあるかもしれませんが、WordPressと有名なレンタルサーバー(ConohaWINGやXserverなど)であればサブドメインを使えば二つ目以降は無料でサイトを作成できます。
作業も簡単で、レンタルサーバーにログインして管理画面からすぐに作成できます。
複数サイトのアクセスを一つのサーバーで引き受けることになるので無限に作成して良いというわけではありませんが、2〜3個であれば基本的には問題ないでしょう。
どうしても兼用サイトにしたい場合は優先順位をつける
ここまで聞いても、「どうしても兼用サイトにしたい!」という方もいると思いますが、そういった方は複数の目的に優先順位をつけて作成や運営自体は一番優先する目的に合わせるといいでしょう。
ただし、その場合優先順位が下の目的は達成されない(ブログだと読まれない、仕事用だと問い合わせがない)ことがほとんどだと思いますし、サイト同士を外部リンクで繋げば良いので、やはり僕としてはサイトは専用にするべきだと思います。
- サイト運営は目的を絞った方がやりやすい
- 複数目的を持たせると管理しにくいし使いにくい
- サイトを複数持つことの手間は最初作る時くらい
- サブドメインを利用すればサーバー代は一つ分で済む