ぜひ参考にしてみてね!
今回は、僕がデザイナー初心者の頃に作成したポートフォリオ(ロゴ)を添削してレベルアップさせていきます。
デザイン上のポイントなども解説しているので、デザインを勉強中の方などぜひ参考にしてください。
【この記事を書いた人】
エンタメ施設のロゴデザイン
スポッチャ的なエンタメ施設を想定したロゴデザインです。
文字を立体的に配置して建物風にデザインした面白いデザインですが、あと一歩物足りない感じがしますね。
「文字を立体的に配置する」というアイデアを活かして再検討していきましょう。
一文字ずつ立体的にしてみる
四角形の状態で立体にしてしまっているとデザインに動きをつけづらいので、一文字ずつ立体的にしてみましょう。
施設名を全て立体的にすると長いので、「GO!」のみを立体的にしてみました。
配色はそのまま流用、ビックリマークのみ上と下で立体の方向を変えています。
この時点で、以前の直方体に文字を載せたデザインよりも面白みや躍動感が出ていていい感じになりましたね。
立体化は、Illustratorの3D機能を使って作成しています。
3D機能を使えば、どんな方向の立体でも簡単に作れるので、Illustratorを使える方はぜひ試してみてください。
デザインに変化をつける
「Go!」を立体化にしただけで、もう一捻り欲しいので、変化をつけていきましょう。
それぞれの大きさや立体の向きを変えてみました。
「O」を入場ゲートに見立てて、Gがそこに向かっていく姿をイメージしています。
四角形の「O」をメインに持ってきたことで、よりロゴマークっぽさが出ましたね。
他にも積み木のように上下に組み合わせたり、
鎖のように「O」に「G」を引っ掛けたりしても面白そうです。
ロゴタイプをデザインする
マークが出来たので、ロゴタイプのデザインに移っていきます。
マークと関連づけたデザインにしたかったので、「複合型エンタメ施設」の文字を傾かせてロゴタイプも立体的に見えるようにしました。
「Go!PARK」の文字自体も色で立体的に見えるように工夫しています。
以前のデザインのアイデアをロゴタイプのみで再現した感じですね。
ということで、今回のビフォーアフターがこちら。
「文字を立体的にする」というアイデアをさらに発展させて、遊び心のあるロゴマークになったと思います。
まとめ
自分が未熟だった頃のロゴデザインを自分自身で添削してみました。
そもそも立体機能を使い出したのは最近なので、昔の自分じゃ絶対に作れないデザインだと思います。
一見すると複雑そうに見えるロゴマークでも、順序を踏んでデザインしていけばそこまで難しくないので、ぜひチャレンジしてみてください。
- エンタメ施設のロゴデザインの添削
- Illustratorの機能を使って複雑な立体表現を簡単に作成できる
- デザインは思いついたアイデアに一工夫入れられると良い
- ロゴマークとロゴタイプはデザインに関連を持たせると調和する