Kindleで書籍を販売したいんだけど…
一つ一つ丁寧に解説するから挑戦してみて!
Kindleで書籍を販売したいけど難しそう…
僕自身もずっとそう思っていましたが、実際にやってみると意外と簡単にKindleで書籍を販売することができました。
そこで、今回は
- 書籍作成に最適なソフトが知りたい
- Kindle用のデータが分からない
という方に向けて、Kindle書籍の作成から販売までの手順を丁寧に解説します。
書籍の全体構成を考える
とりあえず書いてみる前に、全体の構成についてザックリでも良いので考えておきましょう。
書籍の構成の基本として
- 書籍1冊は6章ほどで構成
- 章ごとにテーマを分ける
ということが挙げられるので、6つほどテーマ・キーワードを考えて、さらに章ごとに3つほど細分化していくと書きやすいと思います。
書籍、6章、小見出しと枝分かれしていくので、作成にはマインドマップを使用するのがオススメです。
それ以外にも書籍作成にオススメのソフトはいくつかあるので、興味があればぜひ下記の記事もお読みください。
草案・画像素材を作成
Kindle書籍はブログのように、
「投稿したけど、ここ間違ってたから直しとこ」
といったように一度販売したら簡単に修正できません。
そこで、まずは書籍の下書き、いわゆる「草案」から作成するのが良いのですが、
僕が草案の作成にオススメするのが「縦式」という無料アプリ(PC版もあり)です。
このアプリは無料で使いやすく、草案を書くのにぴったりなので気になった方はぜひ使ってみてください。
ただし、このアプリはKindleに入稿するデータ形式「Epub」での書き出しには対応していないので、最終的にはコピペするなどしてEpubで書き出しが出来るPagesやWordで完成させましょう。
そのため、無駄になってしまうので
- 見出し
- 太字などの文章の装飾
- 目次
は設定が不要です。
「縦式」の原稿用紙ウィンドウで見やすい「改行」や「空白」を重点的に見ておくと最終的なデータを作りやすくなるでしょう。
草案のポイントなどは下記の記事にまとめているので、興味がありましたらぜひお読みください。
表紙や画像素材を作成
草案と合わせて、表紙や挿絵などの画像素材を作成していきます。
挿絵は任意ですが、表紙はKindle書籍を販売するためには絶対必要です。
僕は一応デザイナーなので自分で作成しましたが、自分ではムリ!という方は
ココナラなどのクラウドソーシングサービスでプロに依頼すると良いでしょう。
デザイン料金の相場は5,000円〜10,000円ほどが平均という感じ。
そんなに払えない!という方は無料デザインソフトのCanvaを使って自分で作成してみると良いでしょう。
Kindle書籍の表紙画像推奨サイズは【1600×2580px】で書き出しデータ形式はJPGです。
挿絵は自由なサイズで作成して構いませんが、表紙は上記サイズにて作成すればキレイに表示されるはずです。
Pagesで入稿用データを作成
文章と画像が完成したら、それらをPages(WindowsならWord)でまとめていきましょう。
ここで作成したデータがKindle書籍として販売するデータなので、草案で省略した目次や見出しの設定までしっかりと設定しておきましょう。
目次はPagesの機能を使えば見出しを検出して作成してくれるので、それほど手間はかかりません。
表紙は出版時に使用するので、書籍のデータに挿入する必要はありませんが挿絵はこの時点で挿入しておいてください。
作成が完了したらKindle書籍推奨データ形式の「epub形式」でデータを書き出しましょう。
書き出しは
- 表紙なし
- リフロー型
- フォントは埋め込まない(チェック外す)
の設定で行えば問題ありません。
Kindleに登録して出版
完成したデータは最後に「Kindle previewer」という実際のKindle書籍でどのようになるか確認できるソフトで最終チェックしておきましょう。
ソフトのダウンロードはKindleの公式HPより可能です。
- 文章に誤字脱字はないか
- 見出しや改行、改ページの設定は適切か
- 挿絵はしっかりと表示されているか
などチェックしておけば大丈夫でしょう。
チェックが完了したらKindleのサイトにて出版できます。
Kindleアカウント登録や出版の設定などの詳細は下記のサイトが参考になると思います。
まとめ
Kindle書籍の作成から販売の手順について解説しました。
僕自身初めての書籍作成だったのですが、思った以上に簡単に販売できてビックリしました。
草案とかめんどくさいという方はいきなりPagesやWordで書いてしまっても良いと思いますので、ぜひKindle書籍を作って販売してみてください。
- Kindle書籍の作成から販売方法
- 縦式で草案の作成
- 表紙や挿絵の画像素材を自分で作るかプロに依頼
- PagesやWordで入稿データを作成してepub形式で書き出し
- Kindleに登録して販売
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