Twitterのオリジナルヘッダーを作りたいんですけど、どうすれば良いの?
ヘッダーは目立たないけど、ちゃんとしてると差がつく所だからね。
サイズや作り方のコツを知って自分で作ってみよう!
あなたはX(Twitter)やFacebook、YouTubeのヘッダーをオリジナルで作っていますか?
ヘッダーはアイコンほど目につかないので、ネットの写真を適当に設定しているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、ヘッダーはあなたのプロフィールを見に来てくれた人が最初に見る部分でもあります。
キチンとしたヘッダーを使っていればあなた自身にも好印象を持ってくれることは間違い無いでしょう。
ということで、今回はSNSのオリジナルヘッダーの作り方とデザインのコツについて解説します。
ヘッダー作成の準備として知っておくべきこと
実際にヘッダーをデザインしていく前に、まずはあなたが使っているSNSに適したヘッダーのサイズやデザインを作成するソフトなどについて知っておきましょう。
各SNSのヘッダーのサイズは?
ヘッダーは使用するSNSに適したサイズで作成しないと画像の解像度が下がったり、勝手にトリミングされて表示されてしまいます。
下記の表を参考に作成サイズを知っておきましょう。
サービス | 作成サイズ[px] | 備考 |
---|---|---|
X(Twitter) | 1500×500 | 左下にアイコンが被る |
820×360 | PCとスマホでサイズが変わる | |
YouTube | 2560×1440 | デバイス毎に表示領域が変わる |
note | 1920×1006 | 表示は中央のみ? |
ココナラ ランサーズ | 2560×840 | ランサーズはPCだと解像度が絶対に下がる仕様 |
SNS以外にも主要なサービスの作成サイズをまとめました。
これらのサイズで作っておけば解像度が下がらずに表示されると思いますが、見る人のデバイスによって表示領域が変わるので、詳細は「サービス名 ヘッダーサイズ」などでググってみてください。
ヘッダー作成にオススメのソフトは?
ヘッダーを作成するにはデザインソフトが必要です。
みなさんご存知のAdobeのソフト(Illustrator・Photoshop)を使いこなせれば一番ハイクオリティにすることができますが有料なので今回は不採用。
無料でヘッダーが作りやすいソフトであれば、「Canva」が一番オススメのデザインソフトです。
図形や文字といった基本機能はもちろんのこと、要素にエフェクトをつけたり写真の簡単な加工も出来るので無料ソフトといえど、かなりのクオリティにすることができるでしょう。
ネットの画像やイラストって使ってもいいの?
写真やイラストを自分で用意できる人なら問題ないですが、大半の人はネットの素材を使うことになります。
しかし、ネットの画像やイラストは検索で出てきたからといって使用して良いとは限らないので注意しましょう。
基本的に「いらすとや」のように無料で商用利用可の記載のあるフリーサイトの素材以外、個人のブログやSNSでアップしたものなどはアウトだと考えて下さい。
写真であれば「写真AC」「Unsplash」、イラストであれば「ちょうどいいイラスト」などがオススメです。
素材でオリジナリティを出したい方はクラウドソーシングサービスなどでイラストレーターに依頼してお金を払って用意しましょう。
ヘッダーを作ってみよう!
ヘッダーデザインのアレコレが分かったところで、いよいよ実際にヘッダーを作っていきましょう。
いきなりデザインソフトを使うのではなく、ラフイメージという手書きでざっくりとイメージや文字、構図などを決めたものを作成してから作るとクオリティがグッと上がります。
ヘッダー作成の流れ
- ネットや書籍などで参考デザインを探す
- 手書きでラフイメージを作る
- ソフトでデザインを作成
- 一日寝かせてデザインをチェックする
- 完成!
ネットや書籍などで参考デザインを探す
ゼロからデザインを生み出すのはプロのデザイナーでも難しいです。
まずはネットや書籍などで参考にするデザインを探してみましょう。
「Pinterest」や「Canvaテンプレート」などで探してみると幅広くデザインを見れるのでオススメです。
参考デザインを探す注意点は一つに絞らないことです。
一つだけ選ぶとそのデザインと同じようなものが出来上がってしまい、パクリみたいになってしまいがちです。
参考にするデザインは三つ以上にして文字の使い方や構図、背景など一部分のみ参考にして混ぜることで、あなただけのヘッダーを作ってみて下さい。
手書きでラフイメージを作る
参考デザインを探したあとは手書きでラフイメージを書いてみましょう。
ラフイメージで決めるのは文章や画像の内容や配置など。
全体に対するサイズ感や角度などを決めておけばデザインソフトの作業がやりやすくなるので、ラフイメージといってもこの辺りは細かく作っておきましょう。
色の検討はデザインソフトの方がやりやすい作業なので赤や緑などザックリとしたイメージだけ決めておけば十分です。
ソフトでデザインを作成
ラフイメージでヘッダーのイメージが決まったら実際にデザインソフトで作っていきましょう。
ラフイメージをデザインソフトでなぞるように作っていくとイメージがズレにくいです。
人によるとは思いますが、僕はこの時点でデザインに使う素材を探して配置していきます。
画像やイラスト、文章の配置が完了したらヘッダーのカラーを決めていきましょう。
色数は少なく、多くても3色+白黒にした方が全体がまとまります。
そのため、新しく色を用意するのではなく、使用する写真やイラストからカラーピッカーで抽出するとのがオススメです。
一日寝かせてデザインをチェックする
ヘッダーが完成したら翌日以降にデザインをチェックしてみましょう。
完成した時は達成感と疲労感でデザインが良く見えてしまいがちですが、翌日以降は冷静にみることができるのでイマイチな点にも気がつきやすいです。
家族や友達などからデザインに対する客観的な意見を貰うのも良いでしょう。
チェックして気になった所を修正したらやっと完成です!
まとめ
SNSヘッダーの作り方とデザインのコツについてお話ししました。
作りたいけれどどうすれば分からなかった方などの参考になれば幸いです。
挑戦してみて、自分で作るのは大変だと思ったらクラウドソーシングサイトなどで依頼してみるのもアリだと思います。
そういった場合でも自分で一度作ることでイメージが膨らむので、ぜひ挑戦してみて下さい!
- SNSのオリジナルヘッダーの作り方とデザインのコツについて解説
- 作成の準備として適正サイズやソフト、素材の使い方について知っておく
- デザインはいきなり作らず、参考デザインやラフイメージと段階を踏む
- 完成しても1日寝かせてチェックしてクオリティをさらにアップさせる